この記事はこんな悩みを持つ男性に向けて書きました。
- パーマをかけたけれどもうまくセットができない。
- パーマをかけたらセットが楽になるかと思ったがなかなかうまく決まらずに困っている。
パーマをかけたのに上手く決まらない場合は乾かし方、セットの仕方に問題があるのかもしれません。
もし美容室での仕上がりは良かったのに自分でセットが上手くできない方は、今一度セットの仕方、乾かし方などを見直してみましょう。
今回は美容師をしている私がパーマをかけているメンズのドライヤーでの乾かし方、朝の簡単セット方法を徹底解説していきますので最後までご覧ください。
Contents
メンズパーマをドライヤーで乾かす際の4つのポイント

夜お風呂に入り髪の毛を乾かしますよね。
パーマをかけた時乾かすと伸びてしまうので、どのくらい乾かした方がいいのかわからないという方はいるのではないでしょうか。
いくつかのポイントがございますので紹介していきたいと思います。
濡れたままはNG
まずパーマをかけて乾かすとパーマが伸びてしまうからといって濡れたままの状態で寝てしまうのは NG です。
なぜなら濡れた状態で寝ることによって頭皮が 濡れた状態で寝てしまうことになるので、雑菌が繁殖しやすくなってしてしまいます。
さらに濡れている状態はキューティクルが開いて、ダメージが受けやすくなっているため髪の毛のダメージにも繋がってしまいます。
ですので濡れたまま寝るのは NG ですね。
根元は必ずしっかりと乾かす
ドライヤーで乾かした方がいいのですが乾かす時に一番のポイントがあります。
それは根元をしっかりと乾かすということです。
根元の部分をしっかりと乾かすことによってふんわりとしたシルエットを出すことができるからです。
さらにしっかりと乾かしていることによって寝ても寝癖がつきづらいくなっております。
ですので朝のセットが非常に楽になりますので乾かす時は根元をしっかりと乾かすようにしましょう。
毛先まで乾かしてOK
パーマが伸びるのが怖くて毛先まで毎日乾かしていないという方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと毛先まで乾かして OK です。
乾かしたからといってパーマが伸びるわけではなりません。
パーマというのは基本的に濡れている状態でカールが出て乾いた状態で伸びるような仕組みになっております。
ですので朝起きた時にワックスをつけるか水分をつけるかどちらかをすればパーマを戻すことができます。
ですのであまり気にせず毛先まで乾かしてしまいましょう。
ボサボサ対策で洗い流さないトリートメントをつける
パーマをかけている男性の方はかけていない男性に比べて髪の毛にダメージが蓄積されているため乾かす前に洗い流さないトリートメントをつけるのをお勧めします。
洗い流さないトリートメントをつけることによって手触りがよくなりサラサラになります。
さらに毎朝のセットも楽になりますですので乾かす際には、毛先の部分に洗い流さないトリートメントをつけるのをお勧めします。
メンズパーマの朝のセット方法・パーマの戻し方

一般的な「コールドパーマ」と呼ばれるものは、髪の毛が乾いている時にはカールが弱く、濡れている時に強くパーマが出ます。
そのため水分や油分を含むワックスやジェルを付けるとパーマが戻るのです。
水分・油分が多いスタイリング剤のほうが強くカールが出ます。
そのためパーマ戻しは
の順番でカールが戻ります。
とはいえ、完成系のイメージがエアリーに仕上げたいのかウェットに仕上げたいのかによってスタイリング剤やセットの仕方を変えるといいでしょう。
- ふんわりとした自然な髪型にしたければエアリータイプ
- ウェットで男らしいヘアスタイルにしたければ濡れ感のあるヘアスタイル
好みに合わせてセットしてみてください。
エアリーの場合
エアリーな質感のヘアスタイルにしたい場合ワックスなどでふんわりとパーマを戻すようにセットしてあげるようにしましょう。
その時使うワックスはやや硬めのハードワックスがおすすめです。
個人的におすすめなワックスはデュサーの5番です。
セット力もあり、動きも出しやすい万能なワックスなので僕は愛用しています。
寝癖がついていたらもちろん直してくださいね。
つけるときのポイントはワックスを全体になじませ握りながらくしゅくしゅとパーマを戻すイメージでセットしてあげるようにしましょう。
そうすることによって乾いていて伸びていたカールが戻り動きを出すことができます。
ある程度パーマの動きが戻ってきたら最後にシルエットを整えて完成です。
ウェットの場合
ウェットの場合は毛先が乾いていると思うためまず毛先の部分を水で濡らしてからワックスをつけましょう。
使うスタイリング剤はジェルがおすすめです。
ジェルはナカノのモデニカジェルがおすすめ。
コスパ重視ならマンダムも使いやすいです。
ジェルを全体的にもみ込んだら自然乾燥またはドライヤーの弱風で固まるようにセットしましょう。
最後にシルエットを整えて完成です。
外ハネする際の対策
パーマをかけたけど外ハネしてしまい嫌だという方のために、外ハネ対策をしていきます。
外ハネの一番の対策は髪を乾かすときに根元をしっかりと乾かすこと。
根元が潰れてしまっていると外にはねやすくなってしまうため、朝セットする際に髪を頭皮からしっかり濡らして、しっかりと根元を乾かしましょう。
根元がしっかり立ち上がればきれいなカールになりやすく、前にも後ろにも流しやすく動きが出しやすくなります。。
おすすめのメンズパーマ髪型・ヘアスタイル別セットのポイント
おすすめのメンズパーマスタイルを4つと、セットのポイントも解説していきます。
エアリーマッシュパーマ
- スタイルイメージ→エアリー
- おすすめスタイリング剤→ハードワックス
こちらのヘアスタイルは耳周りはすっきりと顔周りは重めに残したマッシュショートスタイルになります。
トップの部分にゆるめのパーマをかけボリューム感と動きを出していますね。
スタイリングの際はトップをふんわりとドライヤーで乾かした後、固めのワックスでパーマを戻しながら仕上げてあげるととてもおしゃれです。
こちらのようなナチュラルなマッシュショートスタイルもパーマをかけることによって毎日のセットは非常に楽になります。
トップの部分にだけパーマをかけてあげてもシルエットが出しやすいですね。
外ハネショートレイヤー×パーマスタイル
- スタイルイメージ→エアリー + スパイキー
- おすすめスタイリング剤→ハードワックス + ハードスプレー
こちらのヘアスタイルは耳周り、襟足を刈り上げてツーブロックにし、トップの部分は動きを出してサイドは外ハネにしたショートレイヤースタイルになります。
サイドの外ハネの無造作な感じとトップの動きのある質感がとても爽やかでかっこいいですね。
ヘアカラーも明るめのピンクベージュ系の色にしており、アクティブな感じを出しています。
パーマをかける最大のメリットはシルエットが綺麗にセットできることだと思います。
ワックスをもみこんだだけでこちらのような綺麗なシルエットのヘアスタイルが作れるということはパーマの最大のメリットではないでしょうか。
画像のような束感を出したければハードスプレーでトップにボリュームが出るように固めましょう。
ウェービーミディアム
- スタイルイメージ→ウエット
- おすすめスタイリング剤→ハードジェル
こちらのヘアスタイルは襟足はすっきりと前髪は長めに残し七三分けにしたスタッフになっております。
全体的に強めのパーマになっておりますね。
スタイリングの際は全体を水で濡らした後固めのジェルでパリパリっと仕上げてあげると、とてもかっこよく決めることができます。
こちらのような強めのパーマをかける場合はエアリーな感じでセットするよりもウエットな感じで仕上げた方がかっこいいですね。
とても男らしくてかっこいいですのでぜひぜひ試してみてください。
耳かけニュアンスミディアム
- スタイルイメージ→エアリーとウエットの中間
- おすすめスタイリング剤→ハードワックスとハードジェルを混ぜる
こちらのヘアスタイルは耳周り襟足は軽さを出して、トップの部分は長めに残したショートスタイルです。
全体的に強めのウェーブパーマをかけ、動きをを出した耳かけニュアンスパーマスタイルになります。
目にかかるかかからないかのうざめ前髪と、サイドを耳にかけたすっきり感がとてもバランスが良くかっこいいですね。
こちらのようなヘアスタイルを作る時には毛先を少し濡らした後、ワックスとジェルを混ぜ合わせたものを全体に付けドライヤーで固めてあげるとかっこよく決めることができます。
慣れればスタイリングもとても簡単なスタイルになりますので試してみてください。
おわりに
パーマをかけセットがうまくできなかったという方も、こちらの記事を参考に夜の乾かし方や朝のセットの仕方を見直してみてください。
パーマをかけると毛先がパサつきやすいのでヘアケアやスタイリング剤は必ず使うようにしましょう!
【この記事で紹介したおすすめスタイリング剤】
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