メンズパーマのスタイリングはワックス、ムース、ジェルどれを使うべき?というテーマで今日は記事を書きました。
パーマをかけたけどもセットがなかなかうまくいかず困っているという方も多いはず。
そんな悩みを持つ方にどのスタイリング剤を付ければいいか結論を出しました。
私なりの結論は
これをつけたらいいというスタイリング剤はない。状況によってワックスを使い分けるべし!
ということです。
パーマの強さや仕上げたい雰囲気によってベストなスタイリング剤があります。
この記事ではパーマのセットでも
ジェルを付けたらどうなる?
ムースを付けたらどうなる?
ワックスを付けたらどうなる?
というのをイメージ画像を例にして美容師である私が解説しましたので最後までご覧ください。
Contents
メンズパーマの髪型・イメージ別おすすめスタイリング剤
あなたがどんな雰囲気に仕上げたいのか、ラフに決めたいのか、ルーズに仕上げたいのか、きっちり決めたいのか
あなたのなりたいイメージによって、使うスタイリング剤を変えてあげるべきです。
メンズパーマの髪型別おすすめスタイリング剤
- ラフに動きを出したい場合→ワックス
- ルーズにウエーブを出したい場合→ムース
- かっちりとセットしたい場合→ジェル
一つ一つ紹介していきますね。
ラフに仕上げたい場合はワックスを使うのがおすすめ
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仕上がりイメージ
- パーマをかけて毛先に動きのあるヘアスタイルにしたい
- 無造作ヘアに憧れる
- ルーズな動きを出したい
- くせ毛っぽい動きを出したい
- きっちりと決めずにラフな動きを出したい
という方にはワックスをお勧めします。
ワックスの最大のメリットは空気感を出すことができることです。
ふんわりとエアリーな質感を出すのがワックスは非常に得意です。
きっちりと決めすぎずにルーズにシルエットを整えることができる。
これがワックスの魅力です。
またセット力も非常に高いため、一日中スタイルをキープすることも可能です。
- 無造作ヘアスタイルにしたい
- 動きのある髪型にしたい
という方にはワックスをお勧めします。
ルーズに仕上げたい場合はムースがおすすめ
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仕上がりイメージ
- ゆるいニュアンスパーマをかけたい
- ルーズな雰囲気のあるヘアスタイルにしたい
- やや長めのヘアスタイルにパーマをかけた
という方はムースで仕上げてあげるのがおすすめです。
ムースは泡状で出てくるスタイリング剤で、かっちりとした質感や無造作な質感というよりもルーズな雰囲気を出すのに最も適したスタイリング剤になっております。
上手に使いこなすことで、雰囲気のあるおしゃれなヘアスタイルを作ることができます。
パーマで作った質感を崩さずにおしゃれに仕上げたいという方にムースはとてもおすすめですね。
かっちりとしてあげたい場合ジェルがおすすめ
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仕上がりイメージ
- パーマでかけたカールをきっちりと固めたい
- ツヤのある髪型にしたい
- ビジネスシーンでおしゃれに見えるパーマスタイルにしたい
という方にはパリッとウェットな質感を出すことができるジェルがおすすめです。
ジェルを使うことでウェットな質感を出すことができ、しっかりと固まるためドレッシーに決めることができます。
紹介した三つの中では最も男らしく決められるのではないでしょうか。
またジェルの場合はセットする時、濡れた状態でつけてあげた方がいいので、セットの仕方が非常に楽です。
さらに男らしく決めることもできるため非常におすすめですね。
メンズパーマのワックス、ムース、ジェルそれぞれのセットの仕方
それぞれのスタイリング剤のセットの仕方を紹介していきましょう。
ワックスを使う場合
ワックスを使う場合は、まず髪の毛をしっかりと乾かしてあげましょう。
特にトップの部分はふんわりとした動きを出したいためしっかりと乾かします。
全体をしっかりと乾かしたらワックスを手のひら全体になじませ、毛先中心にワックスを付けていきます。
毛先の部分を振るようにワックスをつけることによって、パーマの動きを戻すことができるため、是非やってみてください。
そしたら毛先を指でつまむよう束感を作りシルエットを整えてあげるとかっこいいです。
束感を作る場所はトップや襟足の部分などを重点的につけてあげるとかっこいいですね。
ひし形のシルエットになるように作ってあげるとおしゃれに決まります。
ムースを使う場合
ムースをつける場合はドライヤーで乾かす時根元はしっかりと乾かし、毛先は7割ドライぐらいを意識するようにしましょう。
触ってみて毛先が湿っている程度まで乾かします。
その後ムースをつけていくのですが、まずはピンポン玉ぐらい手に取り、下から上に握るようにムースをつけていきます。
下から上に持ち上げるようにムースをつけることによって、パーマのカールがルーズにほぐれ、雰囲気のあるおしゃれなヘアスタイルになります。
つまんだりして微妙なニュアンスを整えて完成ですね。
ジェルのセットの仕方
ジェルを使う場合はドライヤーなどで乾かさなくて良いです。
しっかりとタオルドライをした後、手のひら全体にジェルをなじませ全体に付けていきましょう。
ジェルをつける場合は根元付近からつけても構いません。
この時のポイントは素早く全体につけてあげることです。
ジェルというのは固まるスピードが速く一度固まってしまうと、動かすことができないからです。
一度固まってしまったジェルを無理に動かそうとすると、白い粉が出てきたりしてしまうためお勧めしません。
ですので素早く形を整えて、自然乾燥するといいですね。
ドライヤーで乾かしたりする手間がないのでセットは非常に楽ですよ。
おすすめヘアスタイル&スタイリング剤を紹介
エアリーショートパーマスタイル
こちらは襟足はすっきりと刈り上げ顔周りは重た目に残し、全体にふんわりとした動きが出るようにしたショートパーマスタイルになります。
すっきりとしたシルエットながらもトップの部分にふんわりとした動きがありおしゃれですね。
乾かす時にトップの部分をふんわりと乾かして、ファイバー系のハードワックスを毛先にもみこみます。
全体的に無造作に仕上げてあげることで、おしゃれなヘアスタイルができますね。
全体的にフォワードに流すようにスタイリングすることで、コンパクトなシルエットのヘアスタイルが出来上がります。
男らしいソフトモヒカンスタイル
こちらのような毛先に動きを出したソフトモヒカンスタイルも非常におしゃれですね。
ソフトモヒカンスタイルに毛先にパーマをかけるのも非常にかっこいいです。
スタイリングの際は前髪からトップはふんわりと乾かし、サイドはボリュームを落とすように乾かします。
全体にウェット感の出るジェルワックスをつけ、パーマの動きを戻してあげるとオシャレに決まりますよ。
ルーズなマッシュパーマスタイル
こちらのような襟足もみあげはすっきりとさせ前髪は長めに残し、ルーズに仕上げたマッシュパーマスタイルもおしゃれですね。
ルーズで雰囲気のあるパーマスタイルにしたい場合は、ムースで仕上げてあげるのがおすすめです。
ムースを全体になじませ、握ってパーマを戻してあげるようにスタイリングすると柔らかいニュアンスのヘアスタイルを作ることができます。
おわりに
パーマをかけた時つけるべきスタイリング剤は
- ラフに仕上げたい場合はワックス
- ルーズに仕上げたい場合はムース
- カッチリ決めたい場合はジェル
を使ってあげるのがおすすめです。
絶対これを使った方がいいというものはありませんので、あなたのなりたいイメージによって使うスタイリング剤も変えてみるといいですね。
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